”Dark Horse”『好きなことだけで生きる人』が成功する時代 レビュー

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今回は、”Dark Horse”『好きなことだけで生きる人』

が成功する時代

トッド・ローズ、オギ・オーガス著

大浦 千鶴子 訳、伊藤 洋一 解説

について、個人の意見を交えながら

レビューしていきたいと

思います。

海外の成功法則でありがちな、

”今の環境を一新して、新しいことに

楽しく夢中で取り組んでいたら、

成功した”みたいな体験談も載っていますが、

そこは、割愛して、参考になりそうな部分を

引用して、ひたすら羅列していきます。

レビューというより、備忘録です。

そのあたりご了承お願いします( ̄∇ ̄)

Dark Horse 「好きなことだけで生きる人」が成功する時代 (単行本) [ トッド・ローズ ]

価格:1,760円
(2021/10/25 10:21時点)
感想(0件)

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まずこの本で一貫して、言っているのは、既存の「成功法則」賞味期限切れということです。

産業時代(産業革命⇨現代)では、

「出世の階段を登ることによって

富と地位を獲得できる」

「自分で目的地を知り、それに向かって

懸命に取り組み、コースから外れたら

いけない」といことが成功法則の

根幹にあるとしている。(本が進んでいくと

目的地と目標の違いについて言及をしていくので

また説明を入れます。)

標準化の時代(現代から未来)への転換、

「個別化の時代」「情報とサービスの経済」⇨

「個性が重要という概念」

⇨「成功を個人的に定義するとしたら

幸福感と達成感(のちに充足感)が何よりも

重要」・・・・・

他人のことについては⇨お金と力(地位・権力)が成功の要件

(見せびらかしたり、誇示・主張したりする超越感的満足感。)

自分自身については⇨個人的な充足感、達成感を

成功の要因と見なすことによる個人軸での成功が重要

(自分での満足感・他人を介しない達成感⇦Dark Horseへの原動力)

既存のゲームのルールを破る⇨これからの成功法則

The Third Door 精神的資産の増やし方 に近い考え方です。

「充足感」を何よりも大冊にする。

間違っていること(既存の成功法則)⇨充足感は目標を達成した

見返り、成功を目指して努力を重ねれば、いずれ充足感を得る

⇨”これからは” 充足感の追求が、成功に導く・・・・・

自分自身にとってかけがえのないことに熱心に取り組み

充足感を得る、これによって得られる成功は個人的充足感の

副産物(言い換えると、自分軸で自分が楽しいと思えることに

熱中して達成感・満足感を得ていく中での、他人の評価である

成功と他者から呼ばれる状態は副産物であり、自分軸で

充足していることが重要であるということ。かな)

個人軸における成功は、充足感を追い求めて成功に達すること

であり、充足感の追求こそ、最高の人生を歩むチャンスを最大限に

増やすこと。

Dark Horseたちの共通のテーマ

自分の人生に対す違和感に対して、いくつもある機会(チャンス)

の内、本当に自分自身にピッタリ合うものを選ぶことが転機となり、

本来の自分であるという充足感が得られるようになる。

・・・・・ではなぜ今、自分自身にピッタリ合うものを

選定できたいないのか?・・・・・

標準化システムを支える「暗黙の約束」の存在

目的地まではまっすぐ道を辿っていけば、雇用と社会的地位と

経済的な安定が得られる。または得られるだろうという約束

「社会契約」によって、社会全体を構成し、この標準化システムの

中でエリートと呼ばれる人(他の人と同じことを、だれよりも上手にやる人)

は他の人よりまっすぐな道を少しでも早く、上手にできる人のことを

言うようにて標準化している。

それに対してそれそれが標準化せずに個性を生かして充足感を

得ようとするためには、「自分に(標準化された)目的地、明瞭な目標」が

必要であるという標準化された概念を放棄し、標準化に影響された

価値観である「情熱」「目的」「粘り強さ」「達成」と言う概念さえ、

古い考え方であり、制約のない、個人の達成感と歓びに満ちた社会への

扉を開くためには捨てなければいけない概念であること。

「自分を本当にやる気にさせるもの」

「自分を本当にやる気にさせるもの」を探し出すためには

⇦自分のモチベーションの本質を理解することが、

充足感を得るために不可欠である。人には多種多様な

モチベーションがあり、個人的で細分化された中での

「小さなモチベーションを見つける」ことが、

ダークホース的な発想の第一要素(原動力)となる。

ここでの小さなモチベーションとは、きめ細かく特定された、

いわば偏った好みや興味のことである。

この隠れた願望である「小さなモチベーション」を

見つける方法は次の3つのステップ。

1.自分が他者をジャッジ(評価)している瞬間を意識する。

2.他者を反射的に評価しながらどう言う気持ちが

  湧いてきたかを見極める。

3.他者に対してなぜそのような気持ちを抱いているのかを

  自問する。

⇨充足感を得るためには、自分の心に火を付けるものに、

 それが何であれ、正直に向き合わなければならない。

・ダークホース達にとって、情熱は多次元的で動的なもの

 であり、なおかつ、常に本人の意思で制御されるべきもの。

・意図的にできるだけ多くの異なるモチベーションを活用する。

・独特で細分化された「好きなこと」「小さなモチベーション」

 (自分に合った選択肢)が多ければ、多いほど思う存分、

 自分の人生を切り開いていける。

情熱を目的に変換するための手段、それが選択

・本当の選択権とは、自分自身が理解して、自身の中にある

「好きなこと」「小さなモチベーション」が、より多く生かされる

機会を能動的に見つけ選ぶ権利である。

・個人と機械の多次元的な相互作用(フィット)によってリスクを

見積り、フィットすれば機会は低リスクになり、しなければ機会は

高リスクになる。⇦自分自身を知り、それを基に自信を持って

行動を起こすことによって、自分の運命をコントロール

できるようになる。また、何か自分の大好きなことをやっている人

はそれを本当に上手にできるようになるものである。

(好きなことを繰り返し行っていれば、苦痛でないし

どれだけでも、やっていられるから上手くなるかも)

・自分の小さなモチベーションと、目の前の一つの機会との

フィットの度合いを見積もったうえで、重大な選択をするなら、

その都度、自分の目的を確固たるものに作り上げていけ、

人生の意味と方向性を自ら決定できるようになる

・ダークホース達が自分の選択した道に全力で挑めるのは、

それぞれの目的意識が明確であるから。

「自分に合った戦略を見つける」

・自分自身の強みを案内役にして、独学法やトレーニング方法や

習得法を探し出す。現在うまく行っていない理由は、

万人が従うべき戦略を一つだけ選定しているからであり⇨

唯一最善と信じられている方法で、何かができないからと言って、

必ずしも、あなたにとってそれが不可能と言うことにはならない。

⇨強みは、状況によって変わるものであるので、現在持っている

スキルを向上させ知識を深め、強みを変化させる。

戦略を選ぶことはどのように試行錯誤するか

・戦略を見つけるプロセスでは、失敗はスキルを伸ばすために

必要不可欠な要素であり、発見と修正を何度も繰り返す動的な

プロセスを永遠に続けることが重要である。

・小さなモチベーションにフィットする機会を選択し、

自分の強みに適した戦略を自ら選択していく。

1.自分の小さなモチベーションを突き止めた時、情熱を

  生み出し燃えたたせることにより、その情熱が本当の

  自分らしさを与える。

2.自分に合う選択肢を突き止めた時、目的意識が明確になる。

3.その目的意識が、人生の意味と方向性をもたらし、

  自分に合う戦略を突き止めた時、目標を達成することができる。

⇨この3つ全てを実行した時、心の底から誇りを感じ、

 自分が価値のある存在であることを実感できる。(個人軸での成功)

Dark Horse 「好きなことだけで生きる人」が成功する時代 (単行本) [ トッド・ローズ ]

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「目的地は忘れろ」目の前の一手に集中する。

・目的地は、完全に標準化されたシステムによって決められたもの

 であり、自分以外の誰かが考えた目的に個人が同意し、目指すと

 決めた地点のこと。

・目標は、直接的・具体的に達成可能なもの。

ダークホース的な発想では、時間は「相対的」なものであるので

時間は重要ではない。旅路の果てを見渡すのではなく、

目的地を忘れて、目の前にあることに集中・対処する。

自分のファジーな強みにフィットする戦略を探すには

・”上達”を目指して登ろうとする山の最も険しい急斜面を探す。

この急斜面は、自分の個性に適した戦略を選べば、あっと言うまに

急斜面を登ることができる。自分の個性に合った頂上や谷への

アクセス方法なので、隣人にとってアクセス可能な頂上や

谷とは違う。

・専門知識を身につけるため、万人に適する唯一の最善の方法が

存在すると言う考え方は、数学的の言ってまったくのデタラメで

であり、勾配上昇法は、目的地と目標の違いを明らかにするもの

である。

標準化の考え方によると、ごく少数の人間だけが特別な才能、

能力を持っているから組織がそのようなの才能を持った個人を

特定し、その個人に褒美(地位・名声・財産など)を授ける権力を

独占して良い(と言うことになっている)

 標準化されたシステムは、あなたの能力を余すことなく

伸ばし発揮する機会を、騙しとっている。また、才能に

定員があること自体が能力のある多くの人々を確実に

底辺に押し留めている。

ダークホース的な考え方によると、誰もが特別な才能をもち

充足感を得ることができ、組織は個人がそれぞれの潜在意識を

余すことなく伸ばすことができるように手助けをするべき

と言う考え方である。

目標は「最高の自分」になること

・「機会均等」⇨「平等なフィット」のもとでは、誰もが

その個性に応じた最高の機会を受け取ることができ、

ダークホース的なシステムのもとでは「効率性」ではなく

「適応性」組織を組織に義務付ける。

充足感は授けられるものではなく、獲得するものだ

本物の選択肢を提示されるとき、充足感を目指す上で、

自分が下した決断に責任を全面的に負えるときに自分の人生を

本当にコントロールする権利を手にする。

ダークホース合意は「充足感は個人の権利であり、市民としての義務でもある」

・「充足感の追求」が、あらゆる社会契約によって守られるべき

個人の権利であり、個人的な充足感を達成した人は、誰でも

その人を支えた社会に対して恩返しがしたいと自然に思うようになる。

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まとめ

この本の中では、社会的地位・満足感は個人的充足感の

副産物であり、おまけみたいなもので、今の人たちが

充足感が得られないのは、標準化されたシステムの中で

統制された、いくつかのわかりやすく納得させやすい

評価の中で、いかに他人よりも上手くできるかを競争し、

うまくできる少数の人たちが貴族的権益を受けている

ためであるとしている。これからの時代は、個人の充足感の

時代であり、多くの小さなモチベーションを情熱の燃料とした

目の前の目標達成に対しての、トライアンドエラーを

繰り返すことによるフィット(多次元的な相互作用)が

一番良好に発揮できる環境・機会を見つけ、個人的充足感を

得つつ、進んでいくことが、気がつくと標準化されてシステムに

上でうまくできる少数よりも高みに気がついたら到達している。

と言うことを実例を挙げながら書かれた書籍。

これからの時代にそれこそフィットした内容でした。

気になる方はぜひ書籍で読んでみてください。

おすすめです。

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ここまで読んでくださって

ありがとうございます(^ ^)

 

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